私が期間工を生業として選んだ理由・・・
- 給料がまあまあ良い
- 夜勤、残業等の手当、満了金等を含めると年収ベースで高待遇になる
- 住居光熱費が不要
- 指示された仕事だけをこなせば良い
- 見知らぬ地方で暮らせる
こんな理由から2004年1月にトヨタ自動車へ期間工として初めて赴任しました。
もう14年も経つのですね。
期間工の中でもトヨタを選んだ理由は「日本の自動車業界トップの製造現場はどんな所なんだろう?」との好奇心が大きかったかも。
マイカーもトヨタ車が好きでエスティマに乗っていました。
当時の期間工寮は相部屋が多い中、トヨタでは1人部屋で満了金などが多かったのも理由ですね。
※世帯向けの社宅をシェアハウスのように鍵付き個室した寮もあります。
入社時の健康診断では足の裏まで見られ、水虫などの感染症チェックまでされました。
今でもそこまで見てるのでしょうかね?
トヨタ入社後は製造業に従事する上での基本をキッチリ教育されたので後々の期間工生活で大いに役立った感じがします。
マツダでも入社後は座学と実技講習で1週間、丸々と教育を受けるので安全教育はしっかりしている方だと思います。
すごい会社だと入社~配属~形だけの安全教育で3日後にはライン上で『やってみて』『あ、経験あるからすぐ出来るね』で終わり標準作業をしっかり理解せずそのまま作業に従事なんて事もありました。
いわゆる「ゆるい」と言われる会社ですね。
そんな場合でも標準作業書は必ず見せてもらうようにしています。
出来る限り仕事でミスは出したくないですからね。
と言いつつ私は今でもちょこちょこやらかしていますが(笑)
標準作業書は作業に従事する前に見て教育を受けるのが一般的ですが、ある程度、作業に慣れてきた頃にもう一度見せてもらうと理解しやすく改めて気が付く点も出てきますよ。
期間工スパイラルで色々な会社で様々な期間工と接してきましたがトヨタでの経験がある方は一緒に仕事をしていると「あ、この人もトヨタ経験者かな?」と仕事のやり方で勘付くことも。
トヨタでは1回更新の半年で満了しましたが良い経験になりました。
当時のトヨタ期間工は自家用車の持ち込みが完全に禁止されていましたが今は更新を重ねて1年在籍すると寮への持ち込みも可能になったようですね。
私の年齢でトヨタへ再赴任はちょっと無理がありますが期間工に興味がある若い人達にはぜひトヨタを経験してもらいたいです。
期間工は単純作業でスキルが身に付かないと言われていますが色々な経験は後々役立つ事もありますよ。
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