【期間工のメリット】3か月の給付制限が無い【失業保険】

期間工が途中でバックレずに契約期間をキッチリ満了し円満退社すると雇用保険を受給する際に『3か月の給付制限が無い』という大きなメリットがあります。

事例として
    • 期間工を始める前に別の会社で1年以上、もしくは9カ月だけ働き自己都合で退社。
    • その後、〇〇自動車で3カ月だけ期間工として働きキッチリ期間満了で退社。
    • 雇用保険を受給する上で大前提である『雇用保険に加入していた期間が1年以上』は満たせます。
    • かつ最後に退職した時の離職理由が『契約期間満了』となり『3か月の給付制限無し』の決定をハローワークで受けられます。

期間工を始める前に1年以上、普通の会社で勤め自己都合で辞めた場合は3カ月の給付制限が付き、すぐに失業給付を受ける事は出来ません。

9か月で辞めてしまった場合、過去2年間で有効な雇用保険加入期間(雇用保険を受給すると加入期間はリセットされます)が1年以上無ければ手続きすらできません。

実際問題として、無収入で貯金も無い状態で仕事を探すというのはかなり厳しいですよね。

どうせ金が出ないなら3ケ月だけ期間工やって貯金し満了後に失業保険をもらいながら仕事を探すか!なんて方法もあります。

更新してフル満了まで勤めたり、会社の都合で契約更新が出来なかった場合は『特定理由離職者』となり国保料の軽減など『3か月の給付制限無し』以外にもメリットが出てきます。

期間工は、ある意味セーフティーネットでもあるような気がします。

きちんと満了すれば国の援助があります。

私は期間工を満了すると必ず地元へ帰り仕事を探しますが・・・

期間工の待遇を超える案件は地元で見つからず期間工スパイラルです。

雇用保険を何回も受給すると「循環的離職者」に該当してしまう場合があり注意が必要です。

この件に関してはまた後日に記事にしたいと思います。

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